厚さ、0.01mmに削り上げる。
職人の精度の高い技術。
5年以上の修行により習得される伝統の技術。
職人は薄く削り上げることに誇りを持っています。薄ければ薄いほど、口当たりはシルクのようになめらか。
1日に削れる量は多くても6kgにしかなりません。
納谷商店では、この伝統技術を継承していく為に次世代の職人を育てています。
職人の技術が生んだ
シルクのようなおぼろ昆布
昆布の幅広の面を1枚1枚職人が削り上げた昆布。
その日の昆布の硬さに応じて、包丁の角度・力の入れ具合を微妙に調整するなど、技術と勘が必要な職人技です。
大阪堺市が手掛ける刃物。
この刃物がおぼろ昆布を生み出します。
600年の歴史を誇る二本刀の産地、大阪堺市で生み出される包丁が無ければ「おぼろ昆布」を作ることはできません。
おぼろ昆布は大阪堺市の刃物職人の伝統技術があって、初めて生み出されます。